「ジムには何を着ていくのが正解?」ウェアの選び方は、ジム初心者が意外と気になるポイントではないでしょうか。
ジムから指定がない限り「動きやすければOK」というルールさえ守れば基本的に問題ありませんが、せっかく通うなら目立ちすぎず自分らしく、運動に適したウェアを選びたいですよね。
本記事ではウェアを買うのに向いているお店の選び方、ウェアを選ぶ際のポイントを解説します。
【目次】
1.ジムウェアはどこで買うのが正解?
購入先①スポーツブランド専門店
購入先②オンラインショップ
購入先③大型スポーツ用品店
購入先④ファストファッションブランド
購入先⑤フィットネスジム
2.【OK例】ジムウェアの選び方とコーディネートのポイント
Tシャツ
ボトムス
アンダーウェア
ソックス
シューズ
3.【NG例】ジム用に選んではいけないウェア
ジーンズ・チノパン
過度に露出した服装
サンダル・スリッパ
スパイク
アクセサリー
個人情報が書いてある
サイズが大きすぎる
ジムに適さない素材
4.まとめ
繰り返しになりますが、動きやすい服装なら基本的にどこで買っても問題ないでしょう。
最初はとにかく安いウェアを選んでも構いませんし、好きなブランド・デザインの製品を買ってみるとモチベーションアップにつながるかもしれません。
ここでは「どこで買えばいいか分からない」という方向けにおすすめの購入先をご紹介します。
スポーツブランドの専門店では、高品質で機能性に優れたジムウェアを購入できます。
吸水速乾性や伸縮性など、運動に特化したアイテムが豊富に揃っているのが特徴です。スポーツブランドの商品ならどんな服も基本的にジムで着られるので、初心者にとっては機能面を気にしなくてよいという利点もあります。
手軽に購入するならオンラインショップがおすすめです。
スポーツブランド公式サイトや通販サイトでは幅広い種類のジムウェアを比較でき、レビューを参考に選べるのもメリットです。ただし、オンラインで購入すると事前にサイズ感や素材感を確認できないため、購入前によく商品詳細を確認することが重要になります。
スポーツ用品の大型店もさまざまな価格帯・ブランドのウェアが幅広く揃っています。
ダンベルなどのウェイト用品、サポーターなども豊富に揃っているので、他のスポーツ用品も一緒に購入したいという方におすすめです。
手頃な価格でジムウェアを揃えたいならファストファッションブランドが便利です。
スポーツ専門ブランドと比較すると機能面であまり運動には適していない場合もあるため、伸縮性や着心地をあらかじめ確かめてから購入しましょう。
ジムでは運動用のウェアやグッズを取り揃えていることが多いです。
「何を着ればいいかわからない」という方は、ジムで直接買い揃えるのも一つの手です。また、初回ならジムでウェアをレンタルしても良いでしょう。
ジムで購入すると「うっかり少し動きにくい服を買ってしまった」「実際にジムへ行ってみたら他の人とウェアの雰囲気が違い浮いている気がする」といったトラブルがないのが利点です。
ジムで着るウェアを選ぶ際は1つ1つのアイテムの機能性が一番大切です。自分の運動の種類に合った服装を心掛けるとよいでしょう。
また、余裕があればアイテム同士のバランスを考慮してみてください。
薄手、素材はポリエステル製などの化学繊維がおすすめです。
吸水速乾性のある素材を選ぶことで、汗を素早く吸収・乾燥させ、快適さを保つことができます。
また、伸縮性があって身体の動きにフィットするデザインのものを選ぶと、動きやすくなってパフォーマンスを向上できるでしょう。
ボトムスは動きやすさが重要なので、伸縮性のある素材かつ脚の動きを妨げないものが望ましいです。筋肉をサポートする機能付きのものもおすすめです。
動きやすさを最重要視するなら自分のサイズにフィットしたレギンスやスパッツが最適で、少しゆとりのあるボトムスの場合は丈が長すぎないものを選んでください。マシンに引っかかる恐れがあるため、なるべくフィット感のあるものが安全です。
スパッツタイプのボトムスを選ぶ際は伸縮性や吸水速乾性を重視するのが大切です。筋肉をサポートする着圧機能付きのものは、身体への負担を軽減できます。
スパッツだけだと体のラインが強調されやすいため、丈の長いTシャツを合わせるとバランスが良く、気になる部分をさりげなくカバーできます。
アンダーウェアは機能性が最も大切です。通気性・吸水性・速乾性のある素材を選び、汗による不快感を防げるものを選びましょう。
また、伸縮性のある素材かつ身体の動きを制限しない適切なサイズの商品を選ぶことも重要です。購入の際は必ず試着してフィット感を確認し、自分に合ったものを選びましょう。
ジム用のソックスは盲点になりがちですが、快適なトレーニングのためになるべく普段使いとは別にスポーツ用ソックスを用意しましょう。
おすすめなのは滑り止めの機能・土踏まずをサポートする機能付きの靴下です。
内履き指定のジムが多いため、こちらも普段使いのシューズとは別に用意しておくのが基本です。
サイズが合わない靴を選ぶとケガをするリスクが高まるので、何にすべきか迷ったらサイズ感を大切にしましょう。硬めでクッション性のあるシューズが理想です。
市販のスポーツウェアを着ていけばマナー的にも問題ありませんが、万が一のルール違反は避けたいところです。
持っているアイテムでジムに通うことを検討されている方は、一般的にジムではNGとされる服装を押さえておきましょう。
ジーンズやチノパンは伸縮性がなく動きにくいうえ、マシンに生地の色が移りやすいためジムの運動には適していません。
快適さを損なうだけでなく、フォームが崩れてケガの原因になる可能性もあるため、別のボトムスを選びましょう。先述したようにフィット感のあるレギンスタイプのボトムスがおすすめです。
過度に露出の多いタンクトップや短すぎるショートパンツは、周囲の人に不快感を与える可能性があります。
体が冷えやすく、運動後の体調不良につながることもあるので控えましょう。
サンダルやスリッパは安定性が低く、足をケガするリスクを高めるうえうっかり脱げると危険です。
必ず足先全体を覆うタイプのシューズを履いてください。また、靴が脱げやすくならないよう靴下はしっかり着用しましょう。
スパイクシューズは野球やサッカー、陸上競技などの屋外スポーツに適した靴であり、芝や土、トラックでの使用を前提に設計されています。
ソール部分にはグリップ力を高めるための鋭い突起があり、これがマシンを傷つけてしまう恐れがあるため、ジムでの使用には向いていません。
特にネックレス、ブレスレットはひっかけると危ないので、外した状態でジムに向かいましょう。
ちなみに小さなピアス程度ならそのままでも問題ないケースが多いです。
ジムは不特定多数が利用する施設なので、名前が書いてある学校のジャージなどは安全性を考えて避けておく方が無難です。
特に女性は安全面を考慮してプライベートな情報が書いてある服装は避けましょう。
ゆとりがある服は器具にひっかけるなどの事故が起こりやすくなるため危険です。
またトレーニング中の体の動きを確認しづらく、正しいフォームを保ちにくくなります。なるべくフィット感のあるウェアを選ぶようにしましょう。
ニット生地など、汗を吸いにくく分厚い素材の服は避けるようにしましょう。
先述のように、ポリエステルなどの化学繊維製品を選ぶのがおすすめです。
初めての方はジム用に高級なウェアを揃える必要はありませんが、マナー違反になるNG例は避けるようにしましょう。
モチベーションを上げたい、ジムに慣れてきたので運動しやすい服を増やしたい、という方は専門店で機能性の高いウェアを買いそろえてみてもいいかもしれません。