運動習慣をつけたい、ダイエットのためにトレーニングをしたい…そんな目標を持っている方はフィットネスジムへ通うことを検討されていると思います。
ジムと言えば「本気で体を鍛えている筋骨隆々な人が行くところ」というイメージがあるかもしれませんが、実は初心者が日々運動するのに最適な環境が整っているため、「運動が続かない」という人にこそおすすめです。
本記事ではジム初心者向けにフィットネスジムの選び方を解説します。
【目次】
1.初心者向け!フィットネスジムの選び方
マシンなどの設備
トレーナーの有無
アクセス
2.フィットネスジムでの流れ
着替え
ウォーミングアップ
トレーニング
クールダウン
シャワー・着替え
3.フィットネスジムで注意すべきマナー
マシンをキレイに使う
長時間マシンを独占しない
大きな音を立てない
スマホの利用方法に注意する
4.初心者向け!フィットネスジムでのおすすめメニュー
フィットネスバイク(バイクマシン)
チェストプレス
アブドミナルクランチ
5.まとめ
初心者がフィットネスジムを選ぶうえでは以下のポイントが重要です。
ジムで運動する場合はマシンでトレーニングを行う方が多いと思いますが、ジムの規模によってマシンの数や種類に大きく違いがあります。
初心者はマシンやメニューを幅広く選べる広めのフィットネスジムがおすすめです。
水泳をしたい方はプール設備の有無を確認するなど、希望する設備やマシンがある場合は事前に調べておくとよいでしょう。
フィットネスジムはトレーナーがついていてレッスンやマシンの使い方等のアドバイスをしてくれるところが多いです。一方、「コンビニジム」と呼ばれるような小規模な店舗は基本無人運営なので、アドバイスをもらえる人がいないケースがほとんどです。
特にマシンの使い方やメニューの組み方に自信がない方はトレーナーのいるジムを選ぶのがおすすめです。
トレーナーの有無やどんなレッスンをやっているかもチェックした方がよいでしょう。
初心者が三日坊主にならないためには、日々の通いやすさも非常に重要です。
家の近く、もしくは通勤やお買い物ルートの途中にジムがあれば優先的に見に行った方がいいかもしれません。
初めてジムに行く方は「そもそもジムってどういう仕組み?」と不安になりますよね。
有人のフィットネスジムであれば初めて利用するときにスタッフが詳しく説明してくれるところがほとんどですが、念のため一般的なフィットネスジムでの流れを押さえておきましょう。
服装は動きづらい恰好でなければ何でも構いません。基本的にどのジムにも着替えるためのロッカーがあるため、そこで動きやすい服装に着替えます。
車移動の方など着替えの必要がない場合は荷物を置いてそのままウォーミングアップに入っても問題ありません。
フィットネスジムでの服装マナーについては初心者向け!フィットネスジムに適した服装を解説で詳しく説明しています。
ウォーミングアップのスペースで軽く体をほぐします。ストレッチで体を柔らかくすることでケガを防止できるため、必ずやっておきましょう。
筋トレメインの方はストレッチのあと有酸素マシンで軽く体を温めておくのがおすすめです。
ジムで出来る運動は大きく分けて筋トレと有酸素運動です。
ダイエット目的の方は筋トレ→有酸素運動の順でトレーニングするのがおすすめです。こまめな水分補給を忘れずにしっかり体を鍛えましょう。
筋トレと有酸素運動の関係について詳しくは有酸素運動と筋トレ、どちらが先?順番やおすすめメニューを解説で説明しています。
運動後は軽いストレッチやウォーキングでクールダウンを行いましょう。クールダウンは運動によって興奮している神経・筋肉を鎮静させる働きがあり、疲労回復・ケガの予防に有効です。
フィットネスジムによっては浴場がついているところもあるので、可能であれば入浴で体を温めて筋肉をさらにほぐすのがおすすめです。着替えが終わったら退館しましょう。
フィットネスジムは多くの人が利用する施設ですので、他の方が嫌な思いをしないよういくつか注意すべきことがあります。
詳しいルールはジムによって異なるため一概には言えませんが、ここでは一般的に注意すべきとされるマナーをいくつかご紹介します。
トレーニング中汗がついてしまうこともあるため、利用が終わったらタオルなどで拭いてから離れるようにしましょう。
その他、マシンを汚したりしないよう注意しながら利用してください。
長時間マシンを独占すると、使いたくても使えない人が出てしまいトラブルの元になります。
特に人が多くマシンを交代で使わなければならないジムは10~20分程度を目安に交代するよう心がけましょう。ジムによっては利用予定時間を書き込んでからトレーニングを始めなければならないケースもあります。
トレーニング中3分以上その場を離れたい場合は荷物を片付けて移動するとよいでしょう。
大きい声を出したりマシンを雑に扱って大きな音を立てたりするのはマナー違反です。
音を立てないよう過度に気を遣う必要はありませんが、周りの人への配慮とマシンを大切にする気持ちは忘れないようにしたいところです。
スマホ利用マナーはジムによって大きく違うため、マナー違反を避けるためにあらかじめチェックしておいた方がよいでしょう。盗撮防止のためロッカールームはスマホ禁止のところが多いです。
トレーニングの休憩中にスマホをいじりたい場合は、マシンから離れて他の人が使えるようにしましょう。
またスマホの持ち込みはOKでも撮影は基本NGになっているところも多いため、自分のフォームを確認するために撮影したいという方はあらかじめ確認を取っておきましょう。
初心者におすすめのトレーニングメニューは以下の通り。
有酸素運動で脂肪燃焼したい初心者におすすめです。ランニングマシンよりも負荷が低いマシンなので、体力に自信がない方はまずフィットネスバイクに挑戦してみましょう。
胸筋を鍛えるチェストプレスは負荷をかなり低めに調整できるので、初めてジムに通う人でも安心して使えます。バストアップしたい方、姿勢を改善したい方におすすめです。
・背中を伸ばして座る
・息を吐きながら力強く腕を伸ばす
・伸ばした位置から、息を吸いながらゆっくりと腕を曲げる
→10~15回×1~3セット
腹筋を鍛えるメニュー。おなか周りを引き締めたい人におすすめです。
・マシンに座り、肘が直角になるようバーを握る
・バーを持ったまま上体を倒す
→10~15回×1~3セット
おへそを意識して背中を丸めるのがポイントです。
初心者の方は施設・サービス充実度のほかに「長く続けられそうか」を基準にフィットネスジムを決めるのがおすすめです。
筋トレは短期的な努力では成果につながりません。最初は少しずつで構わないので、継続的にトレーニングができる環境を整えることが一番重要です。
お目当てのジムがある場合は通い始める前に一度見学・体験に行ってみることをおすすめします。